業務の自動化を検討する際、「RPA」と「システム化(開発)」のどちらを選ぶべきか迷う企業は少なくありません。どちらも業務効率化に有効な手段ですが、得意な領域が異なります。本記事では、それぞれの特徴と選び方の判断基準を解説します。
RPAとは
RPA(Robotic Process Automation)は、既存のパソコン操作を自動化するツールです。人が行っていたクリックや入力といった操作をソフトウェアロボットが代行するため、既存のシステムを変更せずに導入できる手軽さが特徴です。
システム化(開発)とは
業務プロセスそのものに合わせて新たにシステムを構築するアプローチです。データベース設計から見直せるため、根本的な業務改善や、複数の業務をまたぐ複雑な処理にも対応できます。
選び方の判断基準
定型作業の自動化ならRPA
決まった手順を繰り返す単純作業や、既存システムを変更せずに素早く自動化したい場合は、RPAが適しています。
業務プロセス自体を見直したいならシステム化
複数の部署にまたがる業務や、データの一元管理を伴う業務改善を目指す場合は、システム化によって根本から仕組みを整える方が効果的です。
両方を組み合わせるという選択肢も
基幹システムの周辺にある細かな手作業をRPAで補完するなど、両者を組み合わせることで、コストを抑えながら効果を最大化できるケースもあります。
まとめ
RPAとシステム化は対立する選択肢ではなく、業務の性質に応じて使い分けたり組み合わせたりするものです。まずは自社の業務課題を整理し、どちらが適しているかを見極めることから始めましょう。