開発コストを抑える手段として、海外の開発チームに開発を委託する「オフショア開発」が注目されています。人件費の差を活かせる一方、注意すべき点も少なくありません。本記事ではオフショア開発の基本とメリット・デメリットを解説します。
オフショア開発とは
海外の開発会社やエンジニアに、システム開発の一部または全部を委託する開発手法です。国内に比べて人件費が抑えられる国に委託することで、コストメリットを得られるのが大きな特徴です。
メリット
同じ予算でより多くの開発リソースを確保できたり、時差を活かして開発を24時間体制に近い形で進められたりする点がメリットとして挙げられます。
デメリット・注意点
コミュニケーションコスト
言語や商習慣の違いから、要件の細かなニュアンスが伝わりにくいことがあります。仕様書をより詳細に整備するなどの工夫が必要です。
品質のばらつき
委託先によって品質管理の水準に差があるため、実績やレビュー体制の確認が重要です。
進行管理の難しさ
時差やタイムゾーンの違いにより、リアルタイムでのやり取りが難しい場合があります。国内側で進行管理を担うブリッジ人材の有無も確認しておきましょう。
向いているケース
仕様が明確に固まっており、コミュニケーションの負荷が比較的少ない開発や、コストを重視しつつ一定の開発ボリュームを確保したいケースに向いています。逆に、仕様が流動的で密なすり合わせが必要なプロジェクトは、国内開発の方が向いている場合もあります。